20代で物忘れが出てくるときは生理で起きている場合があります

物忘れで病院にかかる際には、一般的には神経内科になるのですが、「物忘れ外来(メモリー外来)」という科が存在している病院もあります。

 

モノ忘れは、年を重ねることで起こる「正常老化」である場合が多いのですが、モノ忘れの影に重大な病気が隠れている場合もあります。

 

人間の脳は、実は30歳代から老化が始まり、50歳代をピークに老化現象が始まるといわれています。

 

前述しましたように、正常老化であれば、それほど心配はないのですが、病的な原因から生じるモノ忘れので、特に気をつけたい病気が「認知症」となります。

 

ごく初期の認知症は、正常老化によるモノ忘れと区別がつくにくいのですが、物忘れ(メモリー)外来では、まず時間をかけて問診が行なわれます。

 

次に診察をし、スクリーニングのための質問が行われます。

 

病院のメモリー外来では、最初に時間をかけて、症状が認知症によるものかどうかを診断します。

 

必要があれば、血液検査・形態的画像診断(頭部CTスキャン、MRI、機能画像診断)・脳血流SPECTなどの検査が行われます。

 

そして、必要に応じて専門科を紹介するという流れになります。

 

稀ですが、外科的手術によって回復する認知症も中にはあります。

 

さらに、神経内科的疾患の一部として、認知症が現れるケースもあります。

 

通常の認知症の場合には、メモリー外来で治療が行われるようになります。

 

かかりつけのお医者様がいる場合には、治療が一区切りついた時点で、かかりつけ医に医療情報を提供し、治療が引き継がれる場合もあります。

 

認知症は、薬物療法と適切なリハビリなどによって、進行を遅らせることが可能となります。

 

大切なポイントは、なるべく早く治療を開始するということです。

 

最近モノ忘れがひどいと感じる場合には、一度メモリー外来を受診されることをおすすめします。

 

認知症患者の介護には、介護保険の使用が可能です。

 

また、重度の場合には、施設への入居などを考慮する必要があります。

 

介護には、経済的にも肉体的にも、大きな負担がかかります。

 

メモリー外来では、その際のアドバイスを受けることもできます。